オープンデータによる都市全体の 外国人観光客の受入環境整備

目的

オープンデータの手法を用いて外国人観光客をターゲットとした受入環境の整備を行います。観光やスポーツイベントに関する様々な情報のオープンデータ化とその利活用を促進することで、札幌における外国人観光客の受入環境の課題の解決および地域活性化を目指す事業(以降、本事業)を推進していきます。本事業では、外国語での観光資源や公共交通、施設などについての情報提供不足や、外国語で接客できるスタッフの不足、中心市街地に乗り入れる観光バスの路上駐車などの課題について、関連す る情報をオープンデータとして整備し、これを活用した様々なアプリケーションの開発と利用を促進することで解決を図ります。

サービス構成

観光に関する情報として、観光地の情報、スポーツイベント情報、施設情報、公共交通の情報を想定します。これらの情報を収集、加工し、オープンデータプラットフォームを介してアプリ等への情報提供を行うことで、新たなサービスを生み出します。データ提供には情報流通連携基盤システムを用い、API (Application Programming Interface) によりデータ提供を行います。データ収集、加工などを個別に行う必要はないため、開発者はアプリ開発に集中することが可能です。

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1 オープンデータの提供基盤整備

オープンデータとして提供できるデータやライセンスを準備し、機械判読に適した形式に変換します。オープンデータ・ポータルや開発者サイトなど利用しやすいオープンデータ提供基盤を提供します。

オープンデータカタログサイト

観光地、店舗、ホテル、地下鉄、市電、バスなど多数の事業者の情報を共通のフォーマットで集約してデータ提供をします。
https://ckan-sapporo.odcity.org

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API (Application Programming Interface) の提供

アプリケーションから直接データを取得するための手段を提供しています。データの要素ごとにセマンティクス(意味)が付与されているため、機械的に解釈も可能です。また、異なる種類のデータも統一されたAPIで取得可能です。

言語を指定することで、多言語での情報提供が可能です。(日、英、中(簡体、繁体)、韓、タイに対応)

開発者向けに情報提供サイトを構築

http://docs-sapporo.odcity.org

APIで提供しているデータの取得方法やデータフォーマットの説明を提供しています。

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測位情報を活用したアプリを開発するためのビーコンを公共施設等に設置し、位置情報にもとづく情報提供を行う実験も実施します。大通公園、札幌駅地下街に機器を設置し、情報提供を行います。
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2 アイディアソン・ハッカソン、コンテストの実施
札幌オープンデータアイディアソン・ハッカソンの実施

2015年11月21日、22日にオープンデータを用いた、アイディアソン・ハッカソンを開催しました。結果は次のページにあります。
http://sapporo.odcity.org/ideathonhackerthon/2015result/

05アイディアソン・ハッカソンの様子

アプリコンテストの実施

オープンデータを活用したスマートフォン・アプリなどのサービスを開発するコンテストを開催します。11月から1月22日までの期間で実施しています。札幌の観光関連のオープンデータを用いたコンテンストを実施します。詳細に関しては次のWebページにてご案内します。
http://sapporo.odcity.org/odcontest/

3 観光客向けのプロモーション
観光客向けにアプリを公開
  • 観光看板案内
    観光看板の翻訳を行うアプリケーションです。看板に記載されている観光地などの情報が指定した言語に翻訳されて表示されます。
  • スポーツ観戦アプリ
    スポーツ観戦をサポートするアプリです。スキー・ジャンプ競技のリアルタイムな情報を提供し、競技観戦を盛り上げます。
  • 観光バス待ち合わせアプリ
    観光バスの待ち合わせ場所の案内をしてくれるアプリです。
  • イベント会場案内
    会場の施設などの案内を行うアプリケーションです。

詳しくは、http://apps-sapporo.odcity.orgにて紹介しています。

札幌オープンデータ協議会の概要

本事業の実施主体(日本マイクロソフト、YRPユビキタス・ネットワーキング研究所)及び協力団体等の22団体で構成する「札幌オープンデータ準備委員会」を母体として、2016年1月19日に設立されました。この協議会(準備委員会)はアプリの開発に当たってのオープンデータの提供や機能に関する検討、アプリ・コンテストやアイディアソン・ハッカソンなどのイベントの主催とデータ活用の促進、実証実験の実施に当たってのアプリの利用促進などを行っています。

協議会の構成員は下記の通りです。

会長 越塚 登   東京大学大学院情報学環 教授
有識者 岸上 順一  室蘭工業大学 教授
山本 強   北海道大学 教授
委員 札幌市観光文化局観光コンベンション部
札幌市観光文化局スポーツ部
札幌市交通局事業管理部 
札幌市円山動物園
第8回札幌アジア冬季競技大会組織委員会
公益財団法人札幌スキー連盟
株式会社札幌振興公社
札幌市内ホテル連絡協議会
札幌ホテル旅館協同組合
株式会社JTB北海道
札幌駅総合開発株式会社
北海道中央バス株式会社
札幌観光バス株式会社
クリプトン・フューチャー・メディア株式会社
セカイメニュー株式会社
Code for Sapporo
日本マイクロソフト株式会社
オブザーバー 総務省
事務局 YRPユビキタス・ネットワーキング研究所
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